スティックについて

こんにちは!

ドラム講師の佐藤公介です!

 

昨日は渋谷ラ・ママでサポートさせていただいているバンド「JOKER」のライブでした。

ライブ音源ではありますが、CDも販売開始!興味がある方はライブ会場にて!

 

ライブで、ちょっとしたアクシデント?がありましたので、

今回のネタはそこから抜粋します。

 

さて、ドラマーの必需品といえばスティックですよね。

種類がいっぱいあって選べない!という方も多いんではないでしょうか?

私も使ったことないスティック沢山ありますからね、、、

色々試してみて、自分がしっくり来たものでいいと思います。

選ぶのも楽しみの一つだと思いますからね!

 

そんなスティックですが、残念ながら消耗品なんですよね。

ずーっと使い込んでると・・・折れます!

使い込んでなくても、運が悪いと・・・折れます!

折れなくても、先っぽが欠けたりしてよくわからない形になったりしますので、寿命は確実にあります。

 

今回、ライブ前日にリハーサルがあったのですが、リハ中にポキッといっちゃいまして、はい。

まあそこまではよくあるんですが、本番の前日に新しいスティックを下ろした訳ですよ。

 

ここからは個人的な意見なので、「んなこたぁ無い」って方もいると思います。

考え方の一つとしてとらえていただければ、、、

 

さて本題ですが、

手に馴染んで無いスティックでのライブ、レコーディングは

オススメしません!

 

なぜかと言いますと、先ほども書いた通りスティックは木で出来てます。

そう、「木」なんです。

なので、密度とか重さとか木目とか重心とか、同じメーカーの同じスティックでも微妙に違いがあるんです。

少し使い込んであげないと、前のスティックとの微妙な違いに戸惑うことがあるんです。

 

今回ライブ中に、

なんかしっくりこないなぁ・・・とか

アレ?もしかして折れた?(実際には折れてないのに)など、

不安になる場面がありました。

 

重心がちょっと違うとリバウンドの感覚が微妙に変わるので、

いつもとなんか違う・・・折れた?と錯覚する時があるんですね。

 

後はスティックにもよると思いますが、

グリップが効きすぎるというか、支点の自由がきかなくなるというか、

いつもより摩擦が大きくなります。

やっぱりこれも違和感につながります。

 

違和感が多ければ多いほど、余計なことに気を取られるので、変に疲れるんですよ・・・。

力んで変なとこ痛めたりしちゃいます。

 

それを防ぐためにも、スティックは何セットか使いまわして馴染ませた物を増やしておくといいと思います。

今回はそれをサボって同じスティックだけをしばらく使っていてポキッといっちゃって、

新しいスティックでライブをやることになっちゃったんですね・・・反省しています・・・。

 

常日頃から使い慣れた物を使うことで、安心感も得られます。

いざ本番!ぃようし、新しいスティック出すぞ!

の前に、「あーそういう考え方もあるよねー」

と、参考にしていただけたらと思います!