ドラム講師の佐藤公介です!
今回は遅い、ゆっくりなテンポについてお話ししようと思います。
おそらく、
「早いテンポより遅いテンポの方が簡単そう」
というイメージをお持ちの方は多いと思います。
得意不得意はありますが、
遅いテンポって難しいんです。
何が難しいって、
色々ごまかせないんです!
テンポがゆっくりだと、
○我慢できなくて早くなっちゃう
○雑だったところが浮き彫りにされちゃう
○なんだかわかんないけど、今までやれてたフレーズがやれなくなった
など、ゆっくりだからこその難しさがあるんです。
また、ドラムに慣れてくるともっと早く叩いてみたい!(特に男の子、私がそうでした)
っていう願望が出てきます。
「ゆっくりのテンポは面白くないから、早いの練習しよーっと」
と、なり、
「早いのできるからゆっくりも余裕でしょ!」
てな感じで、ゆっくりなテンポを練習しなくなったりします。
もったいない!!
ゆっくりやらないと確認できない事もたくさんあるんです。
体の動かし方、真っ直ぐ振り上げてるか、どこかに力が入ってないか・・・
テンポが早いと「なんとなく」やれちゃう事があるので、ごまかせちゃうんですね。
ゆっくりのテンポでしっかり確認して、身についてから早いテンポでやった時の
「あれ、こんなに楽だったっけ?」
っていうのは中々衝撃的ですよ!
ある一定のところからテンポが上がらない・・・
どうしても体の力が抜けない・・・
なんてお悩みの方は、
騙されたと思って、ゆっくりのテンポで練習してみませんか?
新たな発見がありますよ!